かあこです。
以前、長女の出産時のことを記事にしたのですが、
今回は次女の出産時についてです。
次女の出産は2018年、少し情報が古いですのでご了承ください。
また、若干記憶も曖昧な部分ありです。
楽観的だった次女の出産
次女の出産は「H田病院」ですることにしました。
なぜH田病院にしたかというと・・単におしゃれっぽかったので・・
婦人科健診で以前訪れていて、病院ぽくないビル、明るいきれいな内装・・
次に出産するならここじゃん?と軽いノリでした。
また、ママ友さんがH田病院で出産した人が多く、よかったよ~という意見が多かったのも決め手でした。
長女の時は結局帝王切開になってしまったので、次女の出産も帝王切開できまりです。
長女の帝王切開手術の後については、全く動けない当日以外はさほどツラいと感じませんでした。歩行訓練が始まるときもイテテテ・・くらいで痛み止めを打ってもらえばなんとか耐えられるくらい。
もちろん、赤ちゃんのお世話が始まるとうまくいかない精神的な辛さが加わって大変になるのですが、体の辛さについてはほとんど心配していませんでした。
ですので、次女の時はかなり気持ち的にラクで・・。
今回は楽勝でしょ~。入院も楽しみ(おしゃれだし)!早く産んじゃいたいな~と思っていたほど。
術後・・傷の痛みではない痛みが・・
しかし・・神様はそんなに甘くありません。
次女出産時も私に試練を与えてきました。
帝王切開手術は無事終了。(あ、手術前の浣腸はすごく辛かったです・・。人生初の浣腸。お腹の中が燃えるような感じになって、もんのすごい吐き気・・。なんですかねアレ笑。二度とごめんです・・)
身動きが取れない当日はやはりしんどくて、早く動きたい~っ!と思ってました。
いよいよ待ちに待った歩行訓練開始。さあ歩いていいですよ~と看護師さんに促され、起き上がると・・ああ、やっぱり傷は痛いわね・・でも耐えられる・・
・・・ん!?
なんかすごく頭がズキンズキンする・・!!
その時は術後だし・・疲れているだけかも。と思っていました。
寝れば治るだろう・・と考え、とりあえず休むことに。
横になると、痛みが消えました。
あー、やっぱり疲れているだけか・・と安心していたのですが、
食事が運ばれ、いえーい食べるぞお~とウキウキして起き上がると・・
やはり頭がズキズキ・・。
なにこれ~!!
しかし起き上がっていないとさすがに食事はとれない・・痛みに耐えながらなんとか食事をとり、その日は就寝しました。
赤ちゃんのお世話スタート。でも頭痛で・・
翌朝、痛みが取れていることを願いながら起き上がると、やはりだめでした。
昨日より痛みが増しており、トイレに行くのもつらいほど・・。
しかしその日は赤ちゃんのお世話がスタートする日。
看護師さんのレクチャーの後、赤ちゃんを引き取ります。
(H田病院は、母子同室でした。)
レクチャーでは、抱っこや授乳の仕方やおむつの変え方などを看護師さんから習うのですが、かなりおっかなびっくりな初産のママさんを見ると、ほんわかな気持ち・・
私も頑張らなければ!と気合が入りました。
また、産まれたてホヤホヤの次女を抱っこできる喜びが勝ちました!
痛みも少し忘れてなんとかレクチャー終了。
しかし次女を部屋に連れて帰ると、やはり頭痛が辛く・・・
実はこの時、まだ術後の疲れのせいかも・・と思っており、看護師さんに頭痛のことを伝えていませんでした。
次女はまだスースー寝まくっています。
なんとかしなければ・・と思い、このスキに寝っ転がりながらスマホで検索開始です。
『帝王切開後』『頭痛』『起き上がると痛い』・・
ヒットしました。
ん・・「髄液漏れ・・?」
硬膜外麻酔で硬膜に傷ができた場合に脳脊髄液が漏れることがある・・そのため脳圧が下がり、激しい頭痛が引き起こされる。
起き上がると痛みが強くなる・・
寝ると軽快する・・
まさにこれでは・・!!
ママさんブログにもいろいろ体験談がありました。自然に傷がふさがって頭痛が治まったという方もいましたが、かなり長い間悩まされた人もいたようで・・。
んー、早くなんとかしたい・・こんな状態じゃ次女のお世話もままならん・・!
えー治療法があるの?!
看護師さんが様子を見に来てくれた際に、ようやくこの状態を伝えました。
緩和できるだけでもいい・・、そう思っていると・・
「あー、そうなっちゃった?〇〇先生にブラッドパッチやってもらおう。すぐ治るよ。」
その言葉を聞いたとき、看護師さんが女神にみえましたっ。
治療法があるんですね~!!!!
「やってくださいっ!」
とすぐに頼みました。
ブラッドパッチとは、麻酔をしたときと同じように自分の血を背中から注射して、硬膜にできた傷を塞ぐ治療法とのことです。
血が固まる性質を利用しているわけですね・・。
翌日、〇〇先生が「すぐ治りますからね~安心してくださいね~」と声をかけてくださって、処置開始。
また、背中に針を刺すことになるので少しドキドキしましたが、〇〇先生は凄腕・・信頼してお任せしました。
処置自体は、ほんの数秒でしょうか。
・・血が乾くのを少し待って、「はい起き上がっていいですよ~」と言われて起き上がると・・
頭がいたくない・・・・!!!!
やったああああっ!
もう世界が変わって見えました。視界もクリア!ああ、健康って素晴らしい!
この「髄液漏れ」という現象、帝王切開の麻酔を行う際に起こりうる合併症として事前の注意事項にも一般的に示されています。
ただ、発生する頻度としては非常に「稀れ」であり、(私が見たサイトでは0.5%とか書いてあるものもありました)まさか自分の身に起こるとは・・。
ただ、このブラッドパッチという治療、病院によってはやっていないところもあるらしく、H田病院でもこの〇〇先生しか出来ないとのこと。(次女出産当時)
もし、治療ができなかったら…自然に治らなかったら…と思うとぞっとします。
本当に迅速に処置してもらえてよかったです。
ようやく落ち着いて赤ちゃんと向き合えました!
頭痛が治まって、さあ!赤ちゃんのお世話に本腰いれっぞ!というモードにようやく突入。
赤ちゃんとじっくり向き合えます。おや・・?
手術後すぐに顔を見せてもらった時からうすうす感じていたのですが・・
うちの次女・・
生まれた直後の赤ちゃんは多かれ少なかれ「ガッツ石松さん」っぽいというのは「あるある」ですが、
ちょっとガッツさん度高め・・。
でも、親にとっては世界一の赤ちゃんです!
長くなりましたが、次女出産はこんな感じです。
長女の時と同じく、一筋縄ではいかない私の出産。
いやー、大変でしたが…一生の思い出です!
読んでいただいてありがとうございました~。